印鑑の未来は・・・

印鑑イメージ

世界的な動きとしては、日々印鑑はどんどんなくなっていっています。
そもそも、印鑑がある国自体が、アジアの極一部なのです。
世界では、印鑑なんて盗まれるかも偽造されるかもしれない代物ではなく、似せることが極めて難しい本人の自署(サイン)が有効であることが普通です。

世界で力のある国のほとんどがサインを採用しているわけですから、当然世界中がそれに倣う……という構図ができていくと考えるのが妥当なんですね。
実際、韓国は数年前に印鑑証明を廃止する方向で決議されました。
まだ廃止には至っていないようですが、今後は電子証明に変わっていくのだとか。

もちろん、日本でもそんな流れがないわけではありません。
印鑑を不要とする契約書も増えているし、銀行だってサインで口座の作れるところが増えていて、以前は必須だった住民票などの交付も、本人の申請で本人確認書類の提示があれば、やはり印鑑は不要となっている自治体が多いです。
土地や建物の登記だって、電子申請になっていて、売買の契約書には印鑑を捺印していますが、登記簿には捺印していないのです。
とはいえ、「だから日本からも印鑑はなくなる!」といえるかというと、そこのところは甚だ疑問。

そもそも、過去にも「サインでもいいよ」という制度を実行してみたことはあるのです。
けれど、日本人には結局印鑑が定着しました。
世界の標準語が英語だからって、日本人の公用語が英語にはなりえないことを考えれば、少なくとも日本政府がつづく限りはなくならないのではないでしょうか。

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